電子添文には、投与間隔をあけていただく等の他剤からの切り替えに関する具体的な注意喚起や方法の記載はございません。
また、他の骨粗鬆症治療薬からアクトネルへの切り替え方法について弊社で詳細に検討したデータはございません。
安全性の観点から、切り替えの理由に応じてアクトネルの投与開始時期のご判断をお願いいたします。アクトネルへの切り替え後も副作用の発現などの患者の状態を十分観察するようお願いいたします。
なお、アクトネル投与開始時には、現在服用中の骨粗鬆症治療薬並びにアクトネルの電子添文の記載をご確認の上、アクトネルの用法及び用量に従い投与をお願いいたします。
【関連情報】
アクトネル錠2.5mg、錠17.5mg、錠75mgの骨粗鬆症の用法及び用量は以下の通りです。
錠2.5mg
通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして2.5mgを1日1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに経口投与する。なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。(引用1)
錠17.5mg
通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして17.5mgを1週間に1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに経口投与する。なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。(引用2)
錠75mg
通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして75mgを月1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに経口投与する。なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。(引用3)
【引用】
1)アクトネル錠2.5mg電子添文 2023年1月改訂(第3版) 6.用法及び用量
2)アクトネル錠17.5mg電子添文 2023年1月改訂(第3版) 6.用法及び用量
3)アクトネル錠75mg電子添文 2023年1月改訂(第3版) 6.用法及び用量
【作成年月】
2023年5月