電子添文及びインタビューフォームには、警告に関する以下の記載があります。
1. 警告(引用1)
1.1 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分な対応ができる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。また、本剤による治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し、同意を得てから投与すること。
1.2 骨髄抑制があらわれることがあるので、頻回に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。また、「2.禁忌」、「8.重要な基本的注意」及び「9.特定の背景を有する患者に関する注意」の項を参照し、適応患者の選択を慎重に行うこと。
(解説)(引用2)
1.1 患者の安全確保並びに本剤の適正使用の推進のために、抗悪性腫瘍剤における一般的な注意喚起として設定した。
1.2 国内及び外国臨床試験において、高頻度で骨髄抑制が発現しており、また重篤な症例も報告されていることから、血液検査の実施や十分な観察を促すために設定した。
【引用】
1)ハラヴェン静注1mg電子添文2022年1月改訂(第1版) 1. 警告
2)ハラヴェン静注1mgインタビューフォーム 2024年3月改訂(第8版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 1. 警告内容とその理由
【更新年月】
2025年2月