電子添文には、薬物動態に関する以下の記載があります。
16.薬物動態(引用1)
16.1血中濃度
メナテトレノンとして30mg注)を健康成人男子6名に単回経口投与したときの体内薬物動態はビタミンK2注射剤の筋肉内投与と比較して最高血漿中濃度到達時間(tmax)3.7時間、最高血漿中濃度時間曲線下面積(AUC(0~∞))1,463ng・hr/mLでありほぼ同等、最高血漿中濃(Cmax)325ng/mLは筋肉内投与に比較し約7倍高かった。(引用2)
注)本剤の承認された用量は、新生児出血症及び新生児低プロトロンビン血症の治療においては1回2~6mg、新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症の予防においては1回2mgである。
【引用】
1)ケイツーシロップ0.2%電子添文 2023年4月改訂(第2版) 16.薬物動態
2)森下亘通ら:基礎と臨床, 1981;15:2081-2088 [KTZ-0177](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された。)
【更新年月】
2024年2月