電子添文には、薬物動態に関する以下の記載があります。
16.薬物動態(引用1)
16.1血中濃度
16.1.1単回投与
健康成人男子10名に、メナテトレノンとして30mg(6カプセル)を食後経口投与したとき、最高血漿中濃度(Cmax)は322ng/mLで、Cmaxに達する時間(tmax)は4.9時間であった。また血漿中濃度-時間曲線下面積(AUC)は1130ng・hr/mLであった。
なお、ケイツーカプセル5mgの用法及び用量は以下となります。
6.用法及び用量(引用2)
〈新生児低プロトロンビン血症、分娩時出血〉
妊婦に分娩1週間前より1日メナテトレノンとして20mg(4 カプセル)を連日投与する。
〈抗生物質投与中に起こる低プロトロンビン血症〉
通常、成人には1日メナテトレノンとして20mg(4 カプセル)を朝・夕2回に分けて食後に経口投与
する。
〈クマリン系殺鼠剤中毒時に起こる低プロトロンビン血症〉
通常、成人には1日メナテトレノンとして40mg(8 カプセル)を朝・夕2回に分けて食後に経口投与
するが、症状、血液凝固能検査結果に応じて適宜増減する。
【引用】
1)ケイツーカプセル5mg電子添文 2023年3月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.1血中濃度 16.1.1単回投与
2)ケイツーカプセル5mg電子添文 2023年3月改訂(第1版) 6.用法及び用量
【更新年月】
2024年5月