電子添文には、授乳婦への投与に関する以下の記載があります。(引用1)
9.特定の背景を有する患者に関する注意
9.6授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【関連情報】
インタビューフォームには、乳汁への移行性に関する以下の記載があります。
■乳汁への移行性(引用2)
本剤を服用していない妊婦10名における母乳中ビタミンK2濃度は0.77ng/mLであった。一方、本剤(20mg/日)を経口投与した妊婦12名では6.93ng/mLであったことより、ビタミンK2は母乳中へ移行することが示された。(引用3)
【引用】
1)ケイツーカプセル5mg電子添文 2023年3月改訂(第1版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.6授乳婦
2)ケイツーカプセル5mgインタビューフォーム 2023年3月改訂(第7版) VII.薬物動態に関する項目 5.分布 (3)乳汁への移行性
3)本原邦彦ら:周産期医学,1989;19(9):1285‒1289 [KTZ-0667] (本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された)
【更新年月】
2024年5月