hhcホットライン (平日9時~18時 土日・祝日9時~17時)
フリーダイヤル0120-419-497
Eisai hhc hotline Product Q&A
キーワードまたは文章で検索できます(200文字以内)
Q&A検索
キーワードの間に半角スペースを入れるとAND検索になります。
キーワードの間に"|"を入れるとOR検索になります。
キーワードの間に" -"を入れるとハイフンの後ろのキーワードを除外して検索します。
Drug Information
使用期限検索
  • 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
PAGE TOP
  • No : 2885
  • 公開日時 : 2018/06/22 00:00
  • 更新日時 : 2025/06/11 19:52
  • 印刷

【アクトネル錠75mg】  臨床成績について教えてください。

【アクトネル錠75mg】 

 

臨床成績について教えてください。
 

カテゴリー : 

回答

電子添文には、臨床成績に関する以下の記載があります。


17. 臨床成績(引用1)
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内第III相試験(二重盲検比較試験注1):骨密度に対する効果)
骨粗鬆症患者を対象に、リセドロン酸ナトリウム1日1回2.5mg注2) 又は月1回75mgを12ヵ月投与した結果、治療期終了時の腰椎平均骨密度(L2-4BMD)増加率は1日1回2.5mg注2) 投与群で5.69%(n=408うち男性8例)、月1回75mg投与群で5.98%(n=392うち男性4例)であり、月1回75mg投与は、1日1回2.5mg注2) 投与に対する非劣性が確認された。副作用発現頻度は22%(93/422)であり、主な副作用は下痢5%(21/422)、胃不快感3.1%(13/422)、発熱2.8%(12/422)、上腹部痛2.4%(10/422)、胃炎2.1%(9/422)であった。(引用2)

 

17.1.2 国内第III相試験(二重盲検比較試験注3):骨折発生頻度に対する効果)
骨粗鬆症患者を対象に、1日1回起床時にリセドロン酸ナトリウムとして2.5mg注2)を96週間経口投与した結果、本剤投与群(163例)での非外傷性の椎体骨折(既存骨折の増悪を含む)発生頻度は12.3%であった。本試験により、椎体骨折抑制効果が確認された。副作用発現頻度は31.5%(86/273)であり、主な副作用は上腹部痛6.2%(17/273)、嘔気2.2%(6/273)であった。(引用3)

 

注1)基礎治療薬として1日1回夕食後にカルシウムとして200mgを経口投与
注2)本剤の国内における承認用量は月1回75mgである。
注3)基礎治療薬として1日1回昼食後にカルシウムとして200mgを経口投与

 


【引用】
1)アクトネル錠75mg電子添文2025年3月改訂(第5版) 17.臨床成績 
2)H. Hagino et al.:Bone2014;59: 44-52 [ACL-0615](本研究は味の素の支援を受けて実施された。)
3)K. Kushida et al.:J. Bone Miner. Metab.2004;22: 469-478 [ACL-0094] (本研究は味の素の支援を受けて実施された)

 

【更新年月】
2025年6月


 

アンケート:ご意見をお聞かせください