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  • No : 2190
  • 公開日時 : 2017/11/21 00:00
  • 更新日時 : 2019/11/11 17:44
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【インフリー】慎重投与について教えてください。

【インフリー】
 

慎重投与について教えてください。

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回答

以下の患者様には慎重に投与してください。


(1) 消化性潰瘍の既往歴のある患者

〔消化性潰瘍を再発させることがあります。なお、「消化性潰瘍のある患者には「投与禁忌」です。「禁忌」の項及び「慎重投与(2)」参照〕


(2) 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者

〔ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もあるので、本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与してください。「禁忌」の項及び「慎重投与」(1)参照〕


(3) 血液の異常又はその既往歴のある患者

〔血液異常を悪化あるいは再発させることがあります。〕


(4) 肝障害又はその既往歴のある患者

〔肝障害を悪化あるいは再発させることがあります。〕


(5) 腎障害又はその既往歴のある患者

〔腎障害を悪化あるいは再発させることがあります。〕


(6) 心機能障害のある患者

〔心機能障害を悪化させるおそれがあります。〕


(7) 高血圧症の患者

〔高血圧症を悪化させることがあります。〕


(8) 膵炎の患者

〔本剤の活性代謝物のインドメタシンで急性膵炎が発現したとの報告があります。〕


(9) 過敏症の既往歴のある患者


(10) てんかん、パーキンソン症候群等の中枢神経系疾患のある患者

〔本剤の活性代謝物のインドメタシンでこれらの疾患を悪化させたとの報告があります。〕


(11) 気管支喘息の患者

〔喘息発作があらわれることがあります。〕


(12) SLE(全身性エリテマトーデス)の患者

〔類薬(フェニルブタゾン:現在国内販売なし)でSLEを悪化させたとの報告があり、また、本剤の活性代謝物のインドメタシンをSLE患者に投与したところ、急性腎障害を起こしたとの報告があります。〕


(13) 潰瘍性大腸炎の患者

〔本剤の活性代謝物のインドメタシンで疾患を悪化させたとの報告があります。〕


(14) クローン氏病の患者

〔本剤の活性代謝物のインドメタシンで疾患を悪化させたとの報告があります。〕


(15) 高齢者

〔高齢者では、副作用があらわれやすいので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与してください。〕

 

(参考)

・インフリーカプセル100mg・Sカプセル200mg 添付文書 2019年2月改訂(第13版) 
【禁忌】、【使用上の注意】 1.慎重投与、5.高齢者への投与

 


【更新年月】
2019年7月

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