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  • No : 18992
  • 公開日時 : 2024/01/18 18:18
  • 更新日時 : 2025/05/14 14:48
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【フィコンパ・点滴静注】 薬剤調製時及び投与時の注意について教えてください。

【フィコンパ・点滴静注】 

 

薬剤調製時及び投与時の注意について教えてください。
 

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回答

電子添文には、調製時及び投与時の注意について以下の記載があります。

 

14. 適用上の注意(引用1)
14.1 薬剤調製時の注意
14.1.1 本剤を注射用水、5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液6mLで溶解し、完全に溶解したことを確認すること。
14.1.2 5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液で希釈して、点滴静脈内投与する(希釈後の点滴静脈内注射溶液濃度0.02~0.12mg/mL)こと。
14.1.3 用時調製し、調製後は速やかに使用すること。また、残液は廃棄すること。

 

14.2 薬剤投与時の注意
14.2.1 ポリエチレン製の点滴バッグを使用すること。
14.2.2 ポリプロピレン製の点滴バッグの使用は避けること。不純物があらわれることがある。
14.2.3ポリ塩化ビニル製の点滴チューブ及び点滴バッグの使用は避けること。ペランパネルと接触した場合、吸着が起こることがある。

 

【関連情報】
インタビューフォームには、調製時及び投与時の注意について以下の記載があります。

 

■薬剤調製時の注意(引用2)
(解説)
・本剤の採取用量及び一般的な薬剤調整手順に準じて設定した。
・希釈液は、適合性を確認した、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液を用い、点滴静脈内投与する旨を明記した。
・薬剤の一般的な使用手順に準じて設定した。

 

■薬剤投与時の注意(引用2)
(解説)
以下の試験結果より設定した。
・ポリプロピレン製の点滴バッグとの適合性
本剤を生理食塩水で溶解し、ポリプロピレン製の点滴バッグ内で約0.02mg/mLとした後、25℃(1,000lux)で24時間まで保存したとき、未知の不純物が増加し、0.2%以上と見積もられるものがあった。
・ポリ塩化ビニル製の点滴バッグ及び点滴チューブとの適合性
本剤を生理食塩水で溶解し、約0.02mg/mLとした後、ポリ塩化ビニル製の点滴チューブを通過させたとき、ペランパネルの残存率は95.0%を下回るものがあった。

 


【引用】
1)フィコンパ点滴静注用2mg電子添文 2024年4月改訂(第2版) 14. 適用上の注意
2)フィコンパ点滴静注用2mgインタビューフォーム 2024年4月改訂(第2版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 11.適用上の注意

 

【更新年月】
2025年5月

KW:輸液、材質

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