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  • No : 867
  • 公開日時 : 2018/07/25 00:00
  • 更新日時 : 2021/09/24 18:19
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【フィコンパ】 どのような薬剤ですか?特徴はありますか?

【フィコンパ】 

どのような薬剤ですか?特徴はありますか?

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回答

製品の特性は下記のとおりです。(引用1)
 
(1)本剤は、日本で創製された新規の作用機序を有する抗てんかん薬で、世界50ヵ国以上(2019年1月時点)で承認されている。
 
(2)AMPA受容体に対して選択的かつ非競合的に結合することにより、グルタミン酸による神経の過剰興奮を直接抑制する。(in vitro、ラット)
 
(3)成人及び12歳以上の小児の部分発作(二次性全般化発作を含む)を有するてんかん患者の単剤療法に対し、発作抑制効果を示す。
 
(4)4歳以上12歳未満の小児の部分発作(二次性全般化発作を含む)を有するてんかん患者の併用療法に対し、発作抑制効果を示す。
 
(5)他の抗てんかん薬で十分な発作抑制効果が得られない12歳以上の部分発作(二次性全般化発作を含む)、全般てんかんの強直間代発作に対し、併用療法により発作抑制効果を示す。
 
(6)小型のフィルムコーティング錠と細粒剤の剤形で1日1回、就寝前に服用する薬剤である。
 
(7)本薬の臨床試験における安全性解析対象例1129例(日本人患者390例含む)のうち、794例(70.3%)に副作用が認められました。主な副作用は、浮動性めまい400例(35.4%)、傾眠224例(19.8%)、易刺激性77例(6.8%)、疲労45例(4.0%)、体重増加41例(3.6%)、攻撃性40例(3.5%)であった。重大な副作用として易刺激性、攻撃性、不安、怒り、幻覚(幻視、幻聴等)、妄想、せん妄等の精神症状注)が報告されている。
注)易刺激性(6.8%)、攻撃性(3.5%)、不安(1.5%)、怒り(1.1%)、幻覚(幻視、幻聴等)(0.6%)、妄想(0.3%)、せん妄(頻度不明)等の精神症状があらわれた場合には、減量又は中止するなど適切な措置を行うこと。
 
 
【引用】
1)フィコンパ錠2mg・4mg・細粒1%インタビューフォーム2020年9月改訂(改訂第6版) I.概要に関する項目2.製品の治療学的特性
 
【更新年月】
2021年1月

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