承認された用法・用量は就寝前投与で、食前・食後投与は承認外となります。(引用1)
食事に関する試験において、摂食下ではCmaxの低下が認められました。なお、AUCやTmaxが食前・食後投与で違いは認められなかったという報告があります。(引用2)
(外国人データ)
(1)健康成人24例にペランパネル1㎎を絶食下及び摂食下単回経口投与したとき、摂食下では絶食下と比較しペランパネルのCmaxは40%低下し、Tmaxは2時間遅延したが、AUC(0-t)は同様でした。(引用1、2)
(2)健康成人16例にペランパネル6㎎を絶食下又は摂食下単回経口投与したとき、摂食下では絶食下と比較しペランパネルのCmaxは28%低下し、Tmaxは3時間遅延したが、AUC(0-24h)は同様でした。(引用1、3)
【引用】
1)フィコンパ錠2mg・4mg・細粒1%添付文書2020年4月改訂(第3版) 6.用法及び用量、16.2.1食事の影響
2)社内資料:食事効果試験 [FYC-0004]
3)社内資料:食事効果並びに投与タイミング検討試験 [FYC-0005]
【更新年月】
2020年4月
KW:間隔、タイミング、服薬時間、服用時間、食後、食前、空腹、食間、食直後、就寝前