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  • No : 341
  • 公開日時 : 2018/06/15 00:00
  • 更新日時 : 2020/01/24 19:09
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【フィコンパ】 代謝や排泄など薬物動態について教えてください。

【フィコンパ】 

代謝や排泄など薬物動態について教えてください。

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回答

添付文書に以下の記載をしております。
16.3 分布
16.3.1血漿蛋白結合率(invitro、ヒト血漿、濃度20~2000ng/mL)は95~96%であった。(①)
 
16.3.2
ラットにペランパネル(14C標識体)1mg/kgを単回経口
投与したとき、組織中放射能濃度はほとんどの組織で投与1時
間後に最高値を示し、投与1週間後までにほとんどの組織で定
量下限未満となったが、大動脈では投与3週間後においても投
与6時間後と同程度の放射能が検出された。ペランパネル又は
代謝物が大動脈の主にエラスチンに共有結合したと考えられて
いるが、結合したペランパネル由来の分子種は特定されていな
い。(②)
 
 
16.4代謝
ペランパネルの主代謝経路はピリジン環、ベンゼン環、ベンゾ
ニトリル環における酸化反応とそれに続く抱合反応である。酸
化反応に関与する主なチトクロームP450分子種はCYP3Aであ
る。ペランパネルは血中で主に未変化体として存在する。
[10. 参照](③、④)
 
 
16.5.排泄
健康成人男性8名(24~49歳)に14C-ペランパネル約4mgを単回
経口投与したとき、投与後768時間までに投与放射能の28%が
尿中から、69%が糞中から回収された2)(外国人データ)。(③)
 
 
【引用】
・フィコンパ錠2mg・4mg・細粒1%添付文書2020年1月改訂(第2版)
① 社内資料:ペランパネルのinvitroヒト血漿蛋白結合率 FYC-0006
② 社内資料:ラットにペランパネルを単回投与したときの組織分布 FYC-0007
③ 社内資料:マスバランス試験 FYC-0002
④ 社内資料:ペランパネルのinvitro代謝 FYC-0008
 
 
【更新年月】

2020年1月

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