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【ハラヴェン・手術不能又は再発乳癌】
重大な副作用「骨髄抑制」について教えてください。
目次
① まとめ
② 発現状況
③ 発現時期
④ 転帰
⑤ 対処法
・ 発熱性好中球減少を含む好中球減少、白血球減少などの骨髄抑制があらわれることがあります。
・ 外国臨床試験において、発熱性好中球減少症による死亡が1例報告されています。
・ 投与中は頻回に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察し、感染症の発現に注意してください。
・ 異常が認められた場合には、減量や休薬を行い、必要に応じてG-CSF製剤や抗生剤を使用するなど、適切な処置を行ってください。(引用1)
国内臨床試験(221試験)において、Grade3、4の好中球数の最低値が発現するまでの期間の中央値は、サイクル数にかかわらず投与開始14日後でした。(引用1)
好中球数減少または血小板数減少が認められた場合には、下図を参考に必要に応じて、投与を延期、減量または
● G-CSF製剤は、国内臨床試験(221試験)では25.9%(21/81例)、外国臨床試験(201、211、305試験)では21.4%(177/827例)に投与されました。(引用1)
1) 【手術不能又は再発乳癌】ハラヴェン静注1mg適正使用ガイド II 重大な副作用とその対策 p5-7 (DI-J-642)