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医療用医薬品一覧
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電子添文には作用機序について以下の記載があります。
18.薬効薬理(引用1)
18.1 作用機序
本剤は、黒質?線状体路をはじめとするドパミン作動性中枢神経におけるドパミン受容体遮断作用を有する。
18.2 クロルプロマジンタイプの作用
本剤は、ラットによる実験で抗ノルアドレナリン作用、条件回避反応抑制作用、カタレプシー惹起作用、眼瞼下垂作用、
抗アポモルフィン作用、抗トリプタミン作用、抗アンフェタミン作用等の傾向からクロルプロマジンタイプの作用を有する薬剤に分類される(引用2)。
18.3 抗アンフェタミン作用、抗トリプタミン作用
本剤は、ラットによる実験で抗アンフェタミン作用がクロルプロマジンよりも5倍強力である。また、抗トリプタミン作用が相対的に強いことなどから抗精神病薬としての治療効果が期待できる(引用2)。
【引用】
1)プロピタン錠50mg 電子添文2024年10月改訂(第5版) 18.薬効薬理
2)Janssen P. A. J. et al.:Arzneim. Forsch., 1965;15:104-117 [PP-0007]
【更新年月】
2025年4月