電子添文には調製時及び投与時の注意について以下の記載があります。
14. 適用上の注意(引用1)
14.1薬剤調製時の注意
14.1.1本剤を注射用水、5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液6mLで溶解し、完全に溶解したことを確認すること。
14.1.2 5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液で希釈して、点滴静脈内投与する(希釈後の点滴静脈内注射溶液濃度0.02~0.12mg/mL)こと。
14.1.3 用時調製し、調製後は速やかに使用すること。また、残液は廃棄すること。
14.2 薬剤投与時の注意
14.2.1 ポリエチレン製の点滴バッグを使用すること。
14.2.2 ポリプロピレン製の点滴バッグの使用は避けること。不純物があらわれることがある。
14.2.3 ポリ塩化ビニル製の点滴チューブ及び点滴バッグの使用は避けること。ペランパネルと接触した場合、吸着が起こることがある。
【引用】
1)フィコンパ点滴静注用2mg電子添文 2024年1月作成(第1版) 14. 適用上の注意
【作成年月】
2024年1月
KW:輸液、材質