電子添文には、ナルコレプシー又はカタプレキシーのある患者に関する以下の記載があります。
9.特定の背景を有する患者に関する注意
9.1合併症・既往歴等のある患者
9.1.1ナルコレプシー又はカタプレキシーのある患者(引用1)
症状を悪化させるおそれがある。
インタビューフォームには、ナルコレプシー又はカタプレキシーのある患者について以下の記載があります。
(解説)
9.1.1 デエビゴの作用機序を考慮するとナルコレプシー又はカタプレキシーの症状を悪化させるおそれがあることから、「特定の背景を有する患者に関する注意」に設定しました。(引用2)
なお、承認時臨床試験である国際共同303試験及び外国 304 試験では、ナルコレプシーや睡眠時随伴症が疑われる患者は除外していました。(引用3、4)
【引用】
1)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mg電子添文 2024年2月改訂(第2版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 ナルコレプシー又はカタプレキシーのある患者
2)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mgインタビューフォーム 2024年2月改訂(第9版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 6.特定の背景を有する患者に関する注意 (1)合併症・既往歴等のある患者
3)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mgインタビューフォーム 2024年2月改訂(第2版) V.治療に関する項目 5.臨床成績 (4)検証的試験 1)有効性検証試験 比較試験 1.国際共同第Ⅲ相プラセボ対照比較試験[国際共同303試験]
4)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mgインタビューフォーム 2024年2月改訂(第2版) V.治療に関する項目 5.臨床成績 (4)検証的試験 1)有効性検証試験 比較試験 2.海外第Ⅲ相プラセボ/ゾルピデムER対照比較試験[外国304試験]
【更新年月】
2024年9月