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  • No : 15028
  • 公開日時 : 2020/03/06 22:34
  • 更新日時 : 2022/07/22 08:57
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【バファリン】 サリチル酸系製剤とライ症候群との関連性について教えてください。

【バファリン】 
 
サリチル酸系製剤とライ症候群との関連性について教えてください。
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回答

電子添文の9.7小児等の項には、サリチル酸系製剤とライ症候群との関連性に関する以下の記載があります。
 
サリチル酸系製剤の使用実態は我が国と異なるものの、米国においてサリチル酸系製剤とライ症候群との関連性を示す疫学調査報告があるので、本剤を15歳未満の水痘、インフルエンザの患者に投与しないことを原則とするが、やむを得ず投与する場合には、慎重に投与し、投与後の患者の状態を十分に観察すること。
[ライ症候群:小児において極めてまれに水痘、インフルエンザ等のウイルス性疾患の先行後、激しい嘔吐、意識障害、痙攣(急性脳浮腫)と肝臓ほか諸臓器の脂肪沈着、ミトコンドリア変形、AST・ALT・LDH・CKの急激な上昇、高アンモニア血症、低プロトロンビン血症、低血糖等の症状が短期間に発現する高死亡率の病態である。](引用1)
 
サリチル酸系製剤の使用実態は我が国と異なるものの、米国においてサリチル酸系製剤とライ症候群との関連性を示す疫学調査報告があるので、本剤投与中の15歳未満の川崎病の患者が水痘、インフルエンザを発症した場合には、投与を中断することを原則とするが、やむを得ず投与を継続する場合には、慎重に投与し、投与後の患者の状態を十分に観察すること。(引用2)
 
 
【引用】
1)バファリン配合錠A81電子添文 2022年5月改訂(第3版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.7小児等 9.7.4
2)バファリン配合錠A81電子添文 2022年5月改訂(第3版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.7小児等 9.7.5
 
【更新年月】
2022年6月

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