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  • No : 11299
  • 公開日時 : 2020/01/27 11:08
  • 更新日時 : 2022/08/29 18:14
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【フィコンパ】 臨床成績は?〈部分発作(二次性全般化発作を含む)併用療法〉

【フィコンパ】 
 
臨床成績は?〈部分発作(二次性全般化発作を含む)併用療法〉
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回答

臨床成績として、以下の報告があります。
 
17. 臨床成績
17.1 有効性及び安全性に関する試験
〈部分発作(二次性全般化発作を含む)〉
17.1.2国際共同第Ⅲ相試験(併用療法)
〈部分発作(二次性全般化発作を含む)併用療法〉国際共同第Ⅲ相試験
12歳以上の部分発作(二次性全般化発作を含む)を有するてんかん患者710例(うち日本人245例)を対象に本剤4mg/日、8mg/日、12mg/日又はプラセボを19週間就寝前に経口投与する二重盲検比較試験(他の抗てんかん薬との併用療法)を実施した。その結果、主要評価項目である28日あたりの部分発作頻度減少率は次表のとおりであり、プラセボ群と本剤8mg/日群及び12mg/日群で統計学的な有意差が認められた。なお、各群における50%レスポンダー率(28日あたりの発作回数が観察期と比べて50%以上改善した患者の割合)は、プラセボ群19.4%(34/175例)、4mg/日群23.0%(40/174例)、8mg/日群36.0%(63/175例)、12mg/日群43.3%(78/180例)であった。
 
 
 
17.1.3 国際共同第Ⅲ相試験(小児対象:併用療法)
4歳以上12歳未満のコントロール不十分な小児てんかん患者180例注)(うち日本人65例)を対象に本剤(最大12mg/日)を23週間就寝前に経口投与する非盲検非対照試験(他の抗てんかん薬との併用療法)を実施した。その結果、日本人集団65例における28日間あたりの部分発作頻度変化率の中央値は、‒36.97%(95%信頼区間:‒52.55%、‒25.48%)であった。また、全体集団148例における28日間あたりの部分発作頻度変化率の中央値は‒40.11%(95%信頼区間:‒52.55%、‒31.38%)であった。本剤が投与された安全性解析対象症例180例において、副作用は68.9%(124/180例)に認められた。主な副作用は、傾眠が22.2%(40/180例)、浮動性めまいが12.8%(23/180例)、易刺激性が11.7%(21/180例)、攻撃性が9.4%(17/180例)であった。
 
注) 部分発作(二次性全般化発作を含む)又は強直間代発作を有するてんかん患者が対象とされ、日本人では部分発作(二次性全般化発作を含む)を有するてんかん患者のみが対象とされた。
 
 
【引用】
・フィコンパ錠2mg・4mg・細粒1%添付文書2020年1月改訂(第2版)  17.臨床成績
 
【更新年月】
2020年1月
 
 
【図表あり】

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