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【エクフィナ】 三環系抗うつ剤、四環系抗うつ剤と併用できますか？
回答
三環系抗うつ剤、四環系抗うつ剤は「併用禁忌」に設定されており、併用できません。
電子添文には、三環系抗うつ剤・四環系抗うつ剤との併用禁忌に関して以下の記載があります。
10．相互作用
10．1 併用禁忌（併用しないこと）（引用1）
10．相互作用
10．1 併用禁忌（併用しないこと）（引用1）
表中の番号は電子添文の各項目を示しています。
インタビューフォームには、禁忌の内容とその理由に関して以下の記載があります。（引用2）
本剤は三環系抗うつ剤、四環系抗うつ剤と併用することにより、機序は不明であるが、相加・相乗作用のおそれがある。また、他のMAO-B阻害剤とこれらの薬剤の併用により、高血圧、失神、不全収縮、発汗、てんかん、動作・精神障害の変化及び筋強剛等の副作用があらわれ、さらに死亡例も報告されている。
本剤は三環系抗うつ剤、四環系抗うつ剤と併用することにより、機序は不明であるが、相加・相乗作用のおそれがある。また、他のMAO-B阻害剤とこれらの薬剤の併用により、高血圧、失神、不全収縮、発汗、てんかん、動作・精神障害の変化及び筋強剛等の副作用があらわれ、さらに死亡例も報告されている。
【関連情報】
電子添文には、三環系抗うつ剤および四環系抗うつ剤の一般名および製品名に関して以下の記載があります。（引用1）
・三環系抗うつ剤：
アミトリプチリン塩酸塩（トリプタノール）、アモキサピン（アモキサン）、イミプラミン塩酸塩（トフラニール、イミドール）、クロミプラミン塩酸塩（アナフラニール）、ドスレピン塩酸塩（プロチアデン）、トリミプラミンマレイン酸塩（スルモンチール）、ノルトリプチリン塩酸塩（ノリトレン）、ロフェプラミン塩酸塩（アンプリット）
・四環系抗うつ剤：
マプロチリン塩酸塩（ルジオミール）、ミアンセリン塩酸塩（テトラミド）、セチプチリンマレイン酸塩（テシプール）
■切り替える場合の措置方法
エクフィナの投与を中止してから三環系抗うつ剤又は四環系抗うつ剤の投与を開始するまでに、少なくとも14 日間の間隔を置いてください。また、三環系抗うつ剤又は四環系抗うつ剤の投与を中止してからエクフィナの投与を開始するまでに、少なくとも2～3 日間の間隔を置いてください。（引用1）
エクフィナの投与を中止してから三環系抗うつ剤又は四環系抗うつ剤の投与を開始するまでに、少なくとも14 日間の間隔を置いてください。また、三環系抗うつ剤又は四環系抗うつ剤の投与を中止してからエクフィナの投与を開始するまでに、少なくとも2～3 日間の間隔を置いてください。（引用1）
【引用】
1）エクフィナ錠50mg 電子添文 2024年1月改訂（第5版） 10．相互作用 10．1 併用禁忌（併用しないこと）
2）エクフィナ錠50mg インタビューフォーム 2024年1月改訂（第5版） VIII．安全性（使用上の注意等）に関する項目2．禁忌内容とその理由
【更新年月】
2025年3月
2025年3月
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