選択的セロトニン再取り込み阻害剤(フルボキサミンマレイン酸塩:デプロメール・ルボックス、パロキセチン塩酸塩水和物:パキシル、セルトラリン塩酸塩:ジェイゾロフト、エスシタロプラムシュウ酸塩:レクサブロ)は「併用禁忌」に設定されており、併用できません。
セロトニン再取込み阻害作用により、脳内セロトニン濃度が上昇し、セロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがあります。(引用1、2、3、4)
電子添文には、選択的セロトニン再取り込み阻害剤との相互作用に関して以下の記載があります。(引用2)
10.相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
表中の番号は電子添文の各項目を示しています。
【関連情報】
■切り替える場合の措置方法(引用2、4)
エクフィナの投与を中止してから選択的セロトニン再取り込み阻害剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置いてください。また、選択的セロトニン再取り込み阻害剤の投与を中止してからエクフィナの投与を開始するまでに、フルボキサミンマレイン酸塩は少なくとも7日間、パロキセチン塩酸塩水和物、セルトラリン塩酸塩及びエスシタロプラムシュウ酸塩は少なくとも14日間の間隔を置いてください。
【引用】
1)エクフィナ錠50mg電子添文 2024年1月改訂(第5版) 2.禁忌 2.3
2)エクフィナ錠50mg電子添文 2024年1月改訂(第5版) 10.相互作用 10.1 併用禁忌
3)エクフィナ錠50mgインタビューフォーム 2024年1月改訂(第5版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 2.禁忌内容とその理由
4)エクフィナ錠50mgインタビューフォーム 2024年1月改訂(第5版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 7.相互作用 (1)併用禁忌とその理由
【更新年月】
2024年11月
KW:薬物相互作用、デプロメール、ルボックス、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロ、SSRI