セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(ミルナシプラン塩酸塩、デュロキセチン塩酸塩、ベンラファキシン塩酸塩)は「併用禁忌」に設定されており、併用できません。
併用により、モノアミン神経伝達物質の分解が抑制され、脳内のモノアミン総量が増加することによってセロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがあります。(引用1、2)
【関連情報】
■切り替える場合の措置方法
エクフィナの投与を中止してからセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置いてください。また、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤の投与を中止してからエクフィナの投与を開始するまでに、ミルナシプラン塩酸塩は2~3日間、デュロキセチン塩酸塩は少なくとも5日間、ベンラファキシン塩酸塩は少なくとも7日間の間隔を置いてください。(引用1、2)
【引用】
1)エクフィナ錠50mg添付文書 2019年9月作成(第1版) 2.禁忌、10.1併用禁忌
2)エクフィナ錠50mgインタビューフォーム 2019年9月作成(第1版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 2.禁忌内容とその理由、7.相互作用 (1)併用禁忌とその理由
【作成年月】
2019年11月
KW:薬物相互作用、トレドミン、サインバルタ、イフェクサー、SNRI