電子添文には、排泄に関して以下の記載があります。
健康成人男子3名にアゼラスチン塩酸塩1回4mg注)を単回経口投与した場合、投与後72時間までに未変化体として投与量の2.5%が尿中に、1.2%が糞中に排泄された。(引用1)
14C-アゼラスチン塩酸塩4.4mg注)を健康成人男子に経口投与した場合、120時間までに投与放射能の26.2%が尿中に、53.2%が糞中に排泄された(外国人データ)。(引用2)
注)1回投与量は、気管支喘息の場合で2mg、アレルギー性鼻炎及び蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、アトピー性皮膚炎、皮膚?痒症、痒疹の場合で1mgである。
【関連情報】
用法及び用量は、以下の通りです。(引用3)
<気管支喘息>
通常、アゼラスチン塩酸塩として1回2mgを、朝食後及び就寝前の1日2回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
<アレルギー性鼻炎及び蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、アトピー性皮膚炎、皮膚?痒症、痒疹>
通常、アゼラスチン塩酸塩として1回1mgを、朝食後及び就寝前の1日2回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
【引用】
1)アゼプチン錠0.5mg・錠1mg電子添文 2020年11月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.5排泄 16.5.1
2)アゼプチン錠0.5mg・錠1mg電子添文 2020年11月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.5排泄 16.5.2
【更新年月】
2022年2月