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医療用医薬品一覧
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添付文書上、高齢者への投与に関する注意喚起はしておりません。
【引用】
・ギリアデル脳内留置剤7.7mg 添付文書 2016年7月改訂(第9版)
【関連情報】
① 初発膠芽腫に対するGLI留置データ(海外データ)
初発膠芽腫患者に対して、65歳以上のGLIを留置した45例と、年齢、karnofsky performance scale(KPS)、摘出率、eloquent領域の腫瘍、術後放射線療法および術後テモゾロミド化学療法の治療歴についてマッチングさせたGLI非留置の45例における安全性および有効性をレトロスペクティブに解析。
65歳以上の初発膠芽腫に対してGLI留置により明らかな有害事象の増加は見られず、GLI除去を必要とした症例はありませんでした。本解析では、65歳以上の症例において、GLI留置により全生存期間が3.2か月延長することが示されました(P=0.007、Log-rank検定)。
Chaichana K. L., et al.: Neurological Research. 33(7), 759-765, 2011[GLI-0079]
② 再発膠芽腫に対するGLI留置データ
再発膠芽腫患者に対して、GLIを留置した65歳越えの24例、65歳以下の39例、および65歳越えでGLI非留置の16例における安全性および有効性をレトロスペクティブに解析した。
再発膠芽腫において、GLI留置により65歳超えの症例で感染症および発作が増加する傾向が見られました。しかし、これらの有害事象は投薬による管理が可能であると考えられます。また、65歳超えの症例でも、GLI留置によりより有意差は認められませんでしたが。無増悪生存期間が1.6か月、全生存期間が1.3か月延長しました。
Klein J, et al. Oncology. 93(1), 43-50, 2017[GLI-0216]
【更新年月】
2019年2月