電子添文には、用法及び用量に関する以下の記載があります。
<コアテック注5mg>
■用法及び用量
通常、成人には、本剤を注射液そのまま、又は生理食塩液、ブドウ糖液等で希釈し、オルプリノン塩酸塩水和物として体重1kgあたり10μgを5分間かけて緩徐に静脈内投与し、引き続き1分間あたり0.1~0.3μg/kgを点滴静注する。
なお、点滴投与量は患者の病態に応じて適宜増減し、必要ある場合には1分間あたり0.4μg/kgまで増量できる。(引用1)
■用法及び用量に関連する注意
下記の患者では、点滴静注の際には1分間あたり0.1μg/kgから開始し、過量投与にならないよう投与量に注意すること。(引用2)
・腎機能が低下している患者
・高齢者
<コアテック注SB9mg>
■用法及び用量
通常、成人には、オルプリノン塩酸塩水和物として体重1kgあたり10μgを5分間かけて緩徐に静脈内投与し、引き続き1分間あたり0.1~0.3μg/kgを点滴静注する。
なお、点滴投与量は患者の病態に応じて適宜増減し、必要ある場合には1分間あたり0.4μg/kgまで増量できる。(引用3)
■用法及び用量に関連する注意
(1)投与開始時は、初期投与(10μg/kg)として2μg/kg/分で5分間投与すること。また、5分間の初期投与後、0.1~0.3μg/kg/分に減量して維持投与を行う。
なお、点滴速度は過量投与にならないように十分注意すること。(引用4)
(2)下記の患者では、点滴静注の際には1分間あたり0.1μg/kgから開始し、過量投与にならないよう投与量に注意すること。(引用5)
・腎機能が低下している患者
・高齢者
【引用】
1)コアテック注5mg電子添文 2020年11月改訂(第1版) 6.用法及び用量
2)コアテック注5mg電子添文 2020年11月改訂(第1版) 7.用法及び用量に関連する注意
3)コアテック注SB9mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 6.用法及び用量
4)コアテック注SB9mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.1
5)コアテック注SB9mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.2
【更新年月】
2021年3月