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医療用医薬品一覧
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1.COMT 阻害による鎮痙作用
本薬の鎮痙作用と鎮痙機序を、イヌ、モルモット及びラットにて検討した結果、消化管平滑筋とともに膵胆道、尿路系平滑筋の痙縮緩解作用を示しました。その作用機序は、COMT(Catechol‐o‐methyl‐transferase)阻害によるアドレナリン作動性作用と、抗セロトニン作用に基づくものとされました。(①②)
2.オッジ筋の機能異常改善作用
本薬4,8,16,32mg/kgをイヌへ静注したところ、全ての用量でオッジ筋を弛緩させ、胆汁・膵液の十二指腸への排出を促進して膵胆道内圧を低下させました。(③)
【引用】
・コスパノン錠40mg・錠80mg 添付文書 2007年10月改訂(第7版) 【薬効薬理】
・コスパノンカプセル40mg 添付文書 2018年4月改訂(第9版) 【薬効薬理】
文献請求番号
①井上俊一ら: 現代の臨床, 1, 764 (1967) CSP-0043
②市河三太ら: 日本平滑筋学会雑誌,4, 151 (1968) CSP-0046
③勝井五一郎ら: 応用薬理,3, 113 (1968) CSP-0048
【更新年月】
2018年10月