電子添文及びインタビューフォームには、妊婦への投与に関する以下の記載があります。
(1)妊婦又は分娩・流早産後日の浅い患者(2週間以内)には、治療での有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
製造販売後の調査において、妊婦又は分娩・流早産後日の浅い患者(2週間以内)で分娩に関連した出血をともなう副作用が報告されている。本剤の投与により出血を惹起するおそれがある。(引用1)
(2)妊娠している可能性のある女性には、治療での有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ウサギ)では高用量投与時に胚・胎児死亡の増加傾向及び流産が報告されており、本剤の線維素溶解作用からみて、早期胎盤?離が起こる可能性が考えられる。(引用2)
【関連情報】
(解説)
(1)製造販売後の調査において、妊婦又は分娩・流早産後日の浅い患者(2週間以内)で分娩に関連した出血をともなう副作用が報告されている。本剤の投与により出血を惹起するおそれがある。(引用3)
(2)動物実験(ウサギ)では高用量投与時に胚・胎児死亡の増加傾向及び流産が報告されており、本剤の線維素溶解作用からみて、早期胎盤?離が起こる可能性が考えられる。(引用3)
【引用】
1)クリアクター静注用40万・静注用80万電子添文 2022年2月改訂(第1版) 9.5妊婦 9.5.1
2)クリアクター静注用40万・静注用80万電子添文 2022年2月改訂(第1版) 9.5妊婦 9.5.2
3)クリアクター静注用40万・静注用80万インタビューフォーム 2022年6月改訂(第10版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 6.特定の背景を有する患者に関する注意 (5)妊婦
【更新年月】
2022年12月