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医療用医薬品一覧
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慎重投与(次の患者には慎重に投与してください)
(1) 65歳以上の高齢者
※「重要な基本的注意」の高齢者関連記載
(3) 本剤は t-PA 製剤に比較して出血の頻度が高まる可能性があり、特に本剤の投与により脳出血等の重篤な出血が起こることがあるので、次の点に十分注意してください。
1)本剤の通常用量を超える用量及び75歳以上の高齢者で脳出血の危険性が高まるので、これらの患者には他の治療法の可能性も含め本剤の適用を慎重に検討してください。
〔急性心筋梗塞対象の臨床試験では65歳を超える高齢者で脳出血が発生し、通常用量を超える用量で脳出血の頻度が高まりました。また、t-PA製剤では75歳以上で脳出血の頻度が高まるとの報告があります。〕
(5) 急性心筋梗塞患者に投与する場合には、次の点に十分注意してください。
3)本剤の投与開始後に心破裂、心室中隔穿孔、心タンポナーデに至る心液貯留が起こることがあるので、十分注意してください。特に65歳以上の高齢者では心破裂及び心室中隔穿孔の危険性が高まるので、これらの患者には他の治療法の可能性を含め本剤の適用を慎重に検討してください。
〔急性心筋梗塞対象の臨床試験において、65歳以上の高齢者又は前壁梗塞で心破裂、心室中隔穿孔及び心液貯留の発生頻度が高まりました。〕
(2)大手術、臓器生検、血管穿刺(動注療法、動脈穿刺等)後日の浅い患者(10日以内)
(3)外傷後日の浅い患者(10日以内)
(4)脳血管障害の既往歴のある患者
(5)消化管潰瘍、消化管の憩室炎、大腸炎のある患者
(6)活動性結核のある患者
(7)月経期間中の患者
(8)妊婦又は分娩・流早産後日の浅い患者( 2 週間以内)
(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
(9)糖尿病性出血性網膜症又は他の出血性眼疾患のある患者
〔(2)~(9)出血を惹起するおそれがあります。〕
(10)左心房内血栓の疑いのある患者(心房細動を伴う僧帽弁狭窄症患者等)
〔脳塞栓を惹起するおそれがあります。〕
(11)亜急性細菌性心内膜炎又は急性心膜炎のある患者
〔脳塞栓又は心液貯留を惹起するおそれがあります。〕
(12)脳梗塞のある患者
〔出血性脳梗塞を惹起するおそれがあります。〕
(13)重篤な肝障害、腎障害のある患者
〔 代謝・排泄能の低下により、本剤の作用が増強することがあります。〕
(14)血液凝固阻止作用を有する薬剤、血小板凝集抑制作用を有する薬剤及び他の血栓溶解剤を投与している患者
(「相互作用」の項参照)
(15)本剤又は蛋白製剤に対して過敏症の既往歴のある患者
【引用】
クリアクター静注用40万・静注用80万・静注用160万 添付文書 2018年5月改訂(第9版)【使用上の注意】 1.慎重投与 2.重要な基本的注意
【更新年月】