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  • No : 1886
  • 公開日時 : 2017/10/25 00:00
  • 更新日時 : 2023/07/17 14:15
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【タンボコール・錠・細粒】 用法及び用量や投与時の注意事項について教えてください。

【タンボコール・錠・細粒】 
 
用法及び用量や投与時の注意事項について教えてください。
 
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回答

電子添文には、用法及び用量に関する以下の記載があります。
 
■用法及び用量(引用1)
<タンボコール錠50mg、タンボコール錠100mg>
成人
○頻脈性不整脈(発作性心房細動・粗動)
通常、成人にはフレカイニド酢酸塩として1日100mgから投与を開始し、効果が不十分な場合は200mgまで増量し、1日2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。
○頻脈性不整脈(心室性)
通常、成人にはフレカイニド酢酸塩として1日100mgから投与を開始し、効果が不十分な場合は200mgまで増量し、1日2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
 
小児
○頻脈性不整脈(発作性心房細動・粗動、発作性上室性、心室性)
通常、6ヵ月以上の乳児、幼児及び小児にはフレカイニド酢酸塩として1日50~100mg/m2(体表面積)を、1日2~3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は200mg/m2とする。
通常、6ヵ月未満の乳児にはフレカイニド酢酸塩として1日50mg/m2(体表面積)を、1日2~3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は200mg/m2とする。
 
<タンボコール細粒10%>
成人
○頻脈性不整脈(発作性心房細動・粗動)
通常、成人にはフレカイニド酢酸塩として1日100mg(細粒として1g)から投与を開始し、効果が不十分な場合は200mg(細粒として2g)まで増量し、1日2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。
○頻脈性不整脈(心室性)
通常、成人にはフレカイニド酢酸塩として1日100mg(細粒として1g)から投与を開始し、効果が不十分な場合は200mg(細粒として2g)まで増量し、1日2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
 
小児
○頻脈性不整脈(発作性心房細動・粗動、発作性上室性、心室性)
通常、6ヵ月以上の乳児、幼児及び小児にはフレカイニド酢酸塩として1日50~100mg/m2(体表面積)(細粒として0.5~1g/m2(体表面積))を、1日2~3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は200mg/m2(細粒として2g/m2)とする。
通常、6ヵ月未満の乳児にはフレカイニド酢酸塩として1日50mg/m2(体表面積)(細粒として0.5g/m2(体表面積))
を、1日2~3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は200mg/m2(細粒として2g/m2)とする。
 
■用法及び用量に関連する注意
重篤な腎障害(クレアチニンクリアランスが20mL/min以下)をともなう患者では、血漿中濃度が予測以上に上昇する
可能性があるので、1日量として100mg(1回50mg、1日2回)を超えないことが望ましい。[9.2.1、16.5参照](引用2)
 
注:文中の番号は電子添文の各項目を示しています。
 

【引用】
1)タンボコール錠50mg・錠100mg・細粒10%電子添文 2021年12月改訂(第1版) 6.用法及び用量
2)タンボコール錠50mg・錠100mg・細粒10%電子添文 2021年12月改訂(第1版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.1
 
【更新年月】
2023年2月

 

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