電子添文には、薬物動態に関する以下の記載があります。
16. 薬物動態
16.1 血中濃度(引用1)
16.1.1 反復投与
気管支喘息患者7名にテオロング錠を1回200mg、1日2回、3日以上投与した際の定常状態時での最終服薬後12時間の血中濃度を測定した。12時間の平均血中濃度(Cave)は10.16μg/mLという結果が得られ、血中濃度曲線下面積(AUC0-12)、平均滞留時間(MRT0-12)、最高血中濃度(Cmax)、最高血中濃度到達時間(tmax)については以下に示した。また、最高血中濃度(12.58μg/mL)と最低血中濃度(7.48μg/mL)はいずれも、有効域に収まることが確認された。(引用2)
【引用】
1)テオロング錠50mg・100mg・200mg電子添文 2024年5月改訂(第2版) 16.薬物動態 16.1 血中濃度
2)上島泰二ら:臨牀と研究,1989;66(11):3659-3662 [TEO-0362]
【更新年月】
2024年10月
【図表あり】