電子添文には、用法及び用量は以下の通りです。
6.用法及び用量(引用1)
通常、成人にはレンボレキサントとして1日1回5mgを就寝直前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、1日1回10mgを超えないこととする。
そのため、デエビゴ錠の通常用量は、5mgです。投与開始時から2.5mgや10mg投与することはお勧めできません。
なお、CYP3Aを阻害する薬剤との併用時の用量について、電子添文には、以下の記載があります。
7.用法及び用量に関連する注意(引用2)
7.4 CYP3Aを阻害する薬剤との併用により、レンボレキサントの血漿中濃度が上昇し、傾眠等の副作用が増強されるおそれがある。CYP3Aを中程度又は強力に阻害する薬剤(フルコナゾール、エリスロマイシン、ベラパミル、イトラコナゾール、クラリスロマイシン等)との併用は、患者の状態を慎重に観察した上で、本剤投与の可否を判断すること。なお、併用する場合は1日1回2.5mgとすること。
【関連情報】
7.用法及び用量に関連する注意(引用3)
7.1効果不十分により、やむを得ず通常用量を超えて増量する場合には、1日1回10mgまでとすること。なお、通常用量を超えて増量する場合には、傾眠等の副作用が増加することがあるので、患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与することとし、症状の改善に伴って減量に努めること。
【引用】
1)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mg電子添文 2024年2月改訂(第2版) 6.用法及び用量
2)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mg電子添文 2024年2月改訂(第2版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.4
3)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mg電子添文 2024年2月改訂(第2版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.1
【更新年月】
2024年9月
KW:用法用量、投与量、用量調節、減量、適宜増減、半量、増量、倍量、初回2.5mg、初回10mg、初回用量、初回投与量、いきなり2.5mg、いきなり10mg、2.5mgの処方、開始量、0.5錠