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  • No : 15061
  • 公開日時 : 2020/03/11 22:08
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【デエビゴ】 反跳性不眠に関するデータはありますか?

【デエビゴ】 
 
反跳性不眠に関するデータはありますか?
カテゴリー : 

回答

国際共同303試験において反跳性不眠の評価が行われています。
デエビゴ投与終了後のフォローアップ期における主観的評価による睡眠潜時(sSOL)を検討した結果、反跳性不眠を示唆する結果は認められませんでした。(引用1)
 
sSOL(最小二乗平均値)は、スクリーニング期ではデエビゴ5mg群72.488分、10mg群73.923分であったのに対し、投与終了後1日目ではデエビゴ5mg群45.811分、10mg群46.351分でした。(引用1)
 
■国際共同第III相プラセボ対照並行群間比較試験(303試験)
対象:不眠症患者949例(FAS)
方法:デエビゴ5mg又は10mg、プラセボを1日1回、毎晩の就床時刻(眠ろうとする時刻)の直前(5分以内)に経口投与した。デエビゴ5mg又は10mgを服用した患者は12ヵ月間継続し、プラセボを服用した患者は6ヵ月後に再度無作為化され、デエビゴ5mg又は10mgをその後6ヵ月間経口投与した。
安全性:デエビゴが投与された884例(日本人155例を含む)中249例(28.2%)に副作用が認められた。主な副作用は、傾眠95例(10.7%)、頭痛37例(4.2%)、倦怠感27例(3.1%)等であった。(引用1、2)
 
【関連情報】
<反跳性不眠の評価>(引用1)
sSOLの最初の3日間(夜)の95%信頼区間の下限値及びフォローアップ期の各週の平均値の95%信頼区間の下限値が各投与群のスクリーニング期における値の95%信頼区間の上限値を超える場合、反跳性不眠であることが強く示される。また、反跳性不眠とは、退薬時に治療以前よりも強度の不眠症状が惹起される現象である(三島和夫編:睡眠薬の適正使用・休薬ガイドライン、株式会社じほう、2014年3月初版発行)。したがって、フォローアップ期のsSOL(最小二乗平均値)が、スクリーニング期と比べてすべて低値である場合、反跳性不眠は認められないことが示唆される。
 
<評価項目の定義>(引用1)
sSOL:就床時刻(就寝を意図して寝床に入った時刻)から入眠までの推定時間(分)
 
【引用】
1)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mgインタビューフォーム 2020年1月作成(第1版) 睡眠に関する評価項目の定義、V.治療に関する項目 3.臨床成績 (5)検証的試験
2)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mg添付文書 2020年1月作成(第1版) 【使用上の注意】 4.副作用
 
【作成年月】
2020年2月
KW:リバウンド、反跳作用、反跳現象

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