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医療用医薬品一覧
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電子添文上、アルコール(飲酒)は、併用注意です。(引用1)
電子添文には、アルコールとの相互作用について以下の記載があります。
10.相互作用
10.2併用注意(併用に注意すること) (引用1)
アルコール(飲酒)
臨床症状・措置方法
精神運動機能の相加的な低下を生じる可能性がある。本剤服用時には、飲酒を避けさせること。
機序・危険因子
アルコールとの併用によりレンボレキサントの血漿中濃度が上昇するおそれがある。また、アルコールが中枢神経抑制作用を示すため、本剤との相加作用が考えられる。
デエビゴ服用時には飲酒は避けるようご指導ください。
なお、飲酒後にデエビゴを服用する場合の投与間隔を検討したデータはございません。
【関連情報】
電子添文にはアルコール併用時の薬物動態について以下の記載があります。
16. 薬物動態
16.7 薬物相互作用
16.7.5 アルコール(引用2)
健康成人21例に本剤10mgを単回投与時にアルコールを併用したとき、相加的な認知機能低下がみられた。また、アルコール併用によりレンボレキサントのCmax及びAUC(0-72h)の幾何平均値の比(併用時/単独投与時)とその90%信頼区間は、1.35 [1.14,1.60]及び1.70[1.54,1.89]であり、単独投与時と比較して併用時では、Cmaxは35%上昇し、AUC(0-72h)は70%増加した。レンボレキサントの最終消失半減期(平均値)は、単独投与時及び併用時ではそれぞれ33.9時間及び29.9時間であった。(外国人データ) (引用3)
注)本剤の承認された用法及び用量は「通常、成人にはレンボレキサントとして1日1回5mgを就寝直前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、1日1回10mgを超えないこととする。」である(引用4)
【引用】
1)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mg電子添文 2024年12月改訂(第3版) 10.相互作用 10.2併用注意(併用に注意すること)
2)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mg電子添文 2024年12月改訂(第3版) 16.薬物動態 16.7薬物相互作用 16.7.5アルコール
3)社内資料:外国009試験(2020年1月23日承認,CTD2.7.6.11) [DVG-0015]
4)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mg電子添文 2024年12月改訂(第3版) 6.用法及び用量
【更新年月】
2025年4月