エクフィナとMAO阻害剤(セレギリン塩酸塩:エフピー、ラサギリンメシル酸塩:アジレクト)は「併用禁忌」に設定されています。
MAO阻害剤から切り替える際は、MAO阻害剤を中止してからエクフィナの投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置いてください 。(引用1)
その他のパーキンソン病治療剤からの切り替え方法は規定されていません。
ただし、エクフィナの用法及び用量は、「本剤は、レボドパ含有製剤と併用する。」となっているため、エクフィナに切り替える際にはレボドパ含有製剤と併用をお願いします。(引用2)
なお、エクフィナに切り替え後も患者の状態を十分観察するようお願いいたします。(引用3)
【関連情報】
■エクフィナから他のMAO阻害剤に切り替える場合の措置方法
エクフィナの投与を中止してから他のMAO阻害剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置いてください。(引用1)
■用法及び用量
本剤は、レボドパ含有製剤と併用する。通常、成人にはサフィナミドとして50mgを1日1回経口投与する。なお、症状に応じて100mgを1日1回経口投与できる。(引用2)
■用法及び用量に関連する注意
レボドパ含有製剤との併用によりレボドパ由来の副作用(ジスキネジア等)があらわれることがある。このため、本剤の投与開始時又は増量時には患者の状態を十分観察し、このような副作用が認められた場合は、本剤あるいはレボドパ含有製剤の用量を調節すること。(引用3)
【引用】
1)エクフィナ錠50mg電子添文 2020年12月改訂(第4版) 10.相互作用 10.1併用禁忌(併用しないこと)
2)エクフィナ錠50mg電子添文 2020年12月改訂(第4版) 6.用法及び用量
3)エクフィナ錠50mg電子添文 2020年12月改訂(第4版) 7.用法及び用量に関連する注意 7. 1
【更新年月】
2022年12月
KW:切り替え、切替、切替え