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  • No : 3329
  • 公開日時 : 2019/01/22 00:00
  • 更新日時 : 2024/10/10 10:09
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【レンビマ】 副作用発現時の休薬、減量及び中止基準について教えてください。

【レンビマ】 
 
副作用発現時の休薬、減量及び中止基準について教えてください。
 
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回答

電子添文およびインタビューフォームには、副作用発現時の減量、休薬及び中止基準に関する以下の記載があります。
 
〈根治切除不能な甲状腺癌、切除不能な胸腺癌〉
7. 用法及び用量に関連する注意(引用1)
7.2副作用があらわれた場合は、症状、重症度等に応じて以下の基準を考慮して、本剤を減量、休薬又は中止すること。
減量して投与を継続する場合には、1日1回20mg、14mg、10mg、8mg又は4mgに減量すること。
 
注:表中の番号は電子添文の各項目を示しています。
 
(解説)(引用2)
甲状腺癌における減量、休薬及び中止基準は、国内第II相試験及び国際共同第III相試験において設定した基準に基づき設定した。これら 2 試験の試験計画においては、24mgから本剤投与を開始して減量は 10mgまでとし、10mg投与において減量が必要な場合は、治験依頼者と相談する旨を規定していた。
10mg未満の用量が必要な場合には、8mg又は 4mgの投与を治験責任医師又は治験分担医師に推奨した。国際共同第III相試験において、8mg又は 4mgで投与が継続できた症例が存在していたことから、4mgまでの減量方法を設定した。
切除不能な胸腺癌を対象とした国内第II相試験における休薬・減量基準は、甲状腺癌を対象とした臨床試験で用いた基準と同様であったことから、根治切除不能な甲状腺癌の項目に追記した。
 
用法及び用量(引用3)
根治切除不能な甲状腺癌、切除不能な胸腺癌
通常、成人にはレンバチニブとして1日1回24mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
 
〈切除不能な肝細胞癌〉
7. 用法及び用量に関連する注意(引用4)
7.5副作用があらわれた場合は、症状、重症度等に応じて以下の基準を考慮して、本剤を減量、休薬又は中止すること。

 
注:表中の番号は電子添文の各項目を示しています。
 
(解説)(引用2)
減量、休薬及び中止基準は、国際共同第III相試験において設定した基準に基づき設定した。国際共同第III相試験の試験計画においては、ベースライン時の体重が60kg以上の場合は1日1回12mgから、60kg未満の場合は1日1回8mgから本剤投与を開始し、減量は4mg隔日投与までとしていた。国際共同第III相試験では、当該基準に従うことにより本剤の臨床的有用性が認められたことから、国際共同第III相試験の設定に準じた減量、休薬及び中止の目安を用法及び用量に関連する注意の項に設定した。
 
用法及び用量(引用3)
切除不能な肝細胞癌
通常、成人には体重にあわせてレンバチニブとして体重60kg以上の場合は12mg、体重60kg未満の場合は8mgを1日1回、経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
 
〈がん化学療法後に増悪した切除不能な進行・再発の子宮体癌、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌〉
7. 用法及び用量に関連する注意(引用5)
7.6副作用があらわれた場合は、症状、重症度等に応じて以下の基準を考慮して、本剤を減量、休薬又は中止すること。減量して投与を継続する場合には、1日1回14mg、10mg、8mg又は4mgに減量すること。
 

注:表中の番号は電子添文の各項目を示しています。
 
(解説) (引用2)
国際共同第III相試験での休薬・減量基準、並びに安全性データに基づき、減量、休薬及び中止基準を設定した。
 
用法及び用量(引用3)
がん化学療法後に増悪した切除不能な進行・再発の子宮体癌、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはレンバチニブとして1日1回20mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
 

【引用】
1)レンビマカプセル4mg・10mg電子添文 2024年2月改訂(第5版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.2
2)レンビマカプセル4mg・10mgインタビューフォーム 2024年2月改訂(第14版) V.治療に関する項目 4.用法及び用量に関連する注意 
3)レンビマカプセル4mg・10mg電子添文 2024年2月改訂(第5版) 6..用法及び用量
4)レンビマカプセル4mg・10mg電子添文 2024年2月改訂(第5版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.5
5)レンビマカプセル4mg・10mg電子添文 2024年2月改訂(第5版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.6
 
【更新年月】
2024年10月 

 
 
KW:高血圧、血圧測定、収縮期血圧、拡張期血圧、降圧治療、降圧剤、忍容性、悪心、嘔吐、下痢、臨床検査値異常、投与継続、投与再開、1段階減量

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