【甲状腺癌】適正にご使用いただくためのガイドブックには以下の記載があります。(引用1)
国際共同第III相試験(303試験,SELECT:無作為化期)、外国201試験および国内208試験の532例(甲状腺癌合計)における、蛋白尿の発現の有無と他の腎障害又はネフローゼ症候群との関連は以下の通りでした。Grade3以上の他の腎障害又はネフローゼ症候群の発現率は、蛋白尿を発現した集団と発現しなかった集団で同様でした(ネフローゼ症候群は1例にのみ発現〔蛋白尿の発現もあり〕)。なお、Gradeを問わない他の腎障害又はネフローゼ症候群の発現率についても、同様でした。
以上より、蛋白尿の発現が必ずしも腎不全等の他の腎障害に関連しているとは考えられませんが、投与期間中は定期的な検査を行うようお願いいたします。
【引用】
1)【甲状腺癌】レンビマカプセル4mg・10mg適正にご使用いただくためのガイドブック Ⅳ. Q&A 19 p95 (LEN1002ISG)
【更新年月】
2024年9月