電子添文には、消化管穿孔、瘻孔形成及び気胸に関する以下の記載があります。
11.副作用
11.1重大な副作用
11.1.8消化管穿孔、瘻孔形成、気胸(引用1)
腸管穿孔(0.4%)、気胸(0.2%)、痔瘻(0.1%)、腸膀胱瘻(0.1%)等があらわれることがある。
7.用法及び用量に関連する注意(引用2、3、4)
副作用があらわれた場合は、症状、重症度等に応じて減量、休薬及び中止基準を考慮して、本剤を減量、休薬又は中止すること。
8.重要な基本的注意(引用5)
〈根治切除不能な甲状腺癌〉
8.10 本剤投与前には頸動脈・静脈等への腫瘍浸潤を十分確認するとともに、本剤の投与期間中は患者の状態の観察や瘻孔形成の有無の確認を十分に行うこと。
9.特定の背景を有する患者に関する注意
9.1合併症・既往歴等のある患者
9.1.6肺転移を有する患者(引用6)
気胸が発現するおそれがある。
●疾患別の副作用の発現状況、発現時期、対策、消化管穿孔、瘻孔形成、気胸による減量・休薬のフローチャート等につきましては、各疾患の適正使用ガイド又は適正にご使用いただくためのガイドブックをご確認ください。
【引用】
1)レンビマカプセル4mg・10mg電子添文 2022年2月改訂(第4版) 11. 副作用 11.1 重大な副作用 11.1.8 消化管穿孔、瘻孔形成、気胸
2)レンビマカプセル4mg・10mg電子添文 2022年2月改訂(第4版) 7. 用法及び用量に関連する注意 7.2
3)レンビマカプセル4mg・10mg電子添文 2022年2月改訂(第4版) 7. 用法及び用量に関連する注意 7.5
4)レンビマカプセル4mg・10mg電子添文 2022年2月改訂(第4版) 7. 用法及び用量に関連する注意 7.6
5)レンビマカプセル4mg・10mg電子添文 2022年2月改訂(第4版) 8. 重要な基本的注意 8.10
6)レンビマカプセル4mg・10mg電子添文 2022年2月改訂(第4版) 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.6 肺転移を有する患者
【作成年月】
2023年11月