電子添文には、レケンビの希釈後の取り扱いについて以下のように記載されています。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意(引用1)
14.1.4 希釈後は速やかに使用すること。なお、希釈後やむを得ず保存する場合は、2~25℃で保存し、4 時間以内に使用すること。
【関連情報】
インタビューフォームには、希釈後の安定性について以下のように記載されています。(引用2)
調製法及び溶解後の安定性
医療機関で使用される濃度に生理食塩液で希釈した本品について、医療機関を想定した光条件(蛍光灯、約1000 lx、>400 nm[蛍光波長])及び温度(15~25℃)下で、24時間の化学的及び物理的な安定性が示された。
インタビューフォームには、適用上の注意の設定理由として、以下のように記載されています。(引用3)
(解説)
14.1.4 希釈後の本剤の無菌性を担保するため設定した。
【引用】
1)レケンビ点滴静注200mg・500mg電子添文 2023年12月改訂(第2版) 14.適用上の注意 14.1薬剤調製時の注意14.1.4
2)レケンビ点滴静注200mg・500mgインタビューフォーム 2023年12月作成(第2版)IV. 製剤に関する項目 7. 調製法及び溶解後の安定性
3)レケンビ点滴静注200mg・500mgインタビューフォーム 2023年12月作成(第2版)VIII. 安全性(使用上の注意等)に関する項目 11. 適用上の注意 14.適用上の注意 14.1薬剤調製時の注意 14.1.4(解説)
【更新年月】
2024年1月