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  • No : 18571
  • 公開日時 : 2023/06/13 14:34
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【メトジェクト】 併用注意の薬剤とその理由について教えてください。

【メトジェクト】 
 
併用注意の薬剤とその理由について教えてください。
 
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回答

電子添文には、併用注意の薬剤について以下の記載があります。(引用1)
 
<サリチル酸等の非ステロイド性抗炎症剤>
主として、非ステロイド性抗炎症剤の腎におけるプロスタグランジン合成阻害作用による腎血流量の低下及びナトリウム、水分貯留傾向のためメトトレキサートの排泄が遅延するためと考えられている。
 
<スルホンアミド系薬剤、テトラサイクリン、クロラムフェニコール、フェニトイン、バルビツール酸誘導体>
併用薬剤が血漿蛋白と結合しているメトトレキサートを競合的に置換遊離し、メトトレキサートの濃度を上昇させ、その毒性を増強させる。
 
<スルファメトキサゾール・トリメトプリム>
両薬剤の葉酸代謝阻害作用が協力的に作用するためと考えられている。
 
<ペニシリン(ピペラシリンナトリウム等)、プロベネシド>
併用薬剤がメトトレキサートの腎排泄を競合的に阻害するためと考えられている。
 
<シプロフロキサシン>
発現機序の詳細は不明であるが、メトトレキサートの腎尿細管からの排泄が阻害されるためと考えられている。
 
<レフルノミド>
併用により骨髄抑制等の副作用を増強するためと考えられている。
 
<プロトンポンプ阻害剤(オメプラゾール、ラベプラゾール、ランソプラゾール等)>
機序は不明であるが、メトトレキサートの血中濃度が上昇することがある。
 
<ポルフィマーナトリウム>
ポルフィマーナトリウムは光感受性を高める作用があるため、光線過敏症を起こしやすい薬剤の作用を増強する。
 

【引用】
1) メトジェクト皮下注7.5mg・10mg・12.5mg・15mg電子添文2023年4月改訂(第4版) 10.相互作用 10.2 併用注意(併用に注意すること)
 
【作成年月】
2023年4月

 

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