電子添文には、授乳婦への投与に関する注意事項は設定されていません。
また、インタビューフォームにおきましても設定されていません。(引用1)
【関連情報】
■乳汁への移行性
<参考>外国人のデータ
授乳婦20名にジプロフィリン8mg/kgを筋肉内投与したところ、乳汁/血清 濃度比は2.08±0.52(Mean±S.D.)であった。(引用2、3)
なお、本剤の用法及び用量は以下の通りです。(引用4)
ジプロフィリンとして、通常成人1回300~600mg(1~2管)を皮下、筋肉内または静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
【引用】
1)ジプロフィリン注300mgインタビューフォーム 2021年6月改訂(改訂第6版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 6.特定の背景を有する患者に関する注意 (6)授乳婦
2)ジプロフィリン注300mgインタビューフォーム 2021年6月改訂(改訂第6版) VII.薬物動態に関する項目 5.分布 (3)乳汁への移行性
3)Jarboe, C. H. et al.:J. Clin. Pharmacol., 21(10), p405-410,(1981) [DIP-0022]
4)ジプロフィリン注300mg電子添文 2021年3月改訂(第1版) 6.用法及び用量
【更新年月】
2023年2月