電子添文には、薬物動態について以下の記載があります。
16. 薬物動態
16.1 血中濃度
16.1.1 単回及び反復投与(引用1)
アルツハイマー病による軽度認知障害又は軽度認知症患者に、本剤10mg/kgを単回静脈内投与後6週間休薬注)し、その後隔週で反復5回(計6回)静脈内投与したときの、単回及び反復5回目投与時の血清中レカネマブ濃度推移を図1に、薬物動態パラメータを表1に示した。反復投与5 回目におけるレカネマブのAUC に基づく累積係数は1.59であった。(引用2)
注)承認された本剤の用法及び用量は、「通常、レカネマブ(遺伝子組換え)として10mg/kgを、2週間に1回、約1時間かけて点滴静注する。」である。
【引用】
1)レケンビ点滴静注200mg・500mg電子添文2024年6月改訂(第3版) 16. 薬物動態 16.1 血中濃度 16.1.1 単回及び反復投与
2) [承認時評価資料] 国内104試験 [LEQ-0010]
【更新年月】
2024年10月
KW:薬物動態、血中濃度