電子添文及びインタビューフォームには、禁忌に関する以下の記載があります。
[ネオフィリン注250mg・注PL250mg・注点滴用バッグ250mg共通]
本剤又は他のキサンチン系薬剤に対し重篤な副作用の既往歴のある患者(引用1、2)
【関連情報】
(解説)
キサンチン系薬剤には、テオフィリン系薬剤(テオフィリン、アミノフィリン水和物)の他、カフェイン水和物、テオブロミン、ジプロフィリン、プロキシフィリンが含まれる。これらの薬剤の投与により、過去に重篤な副作用の既往歴がある患者では、再投与により再び過敏症を起こす可能性がある。また、添加物として含まれているエチレンジアミンに対する過敏症の報告もあることから本項を設定した。(引用3)
【引用】
1)ネオフィリン注250mg・注PL250mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 2.禁忌
2)ネオフィリン注点滴用バッグ250mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 2.禁忌
3)ネオフィリン注250mg・注PL250mg・注点滴用バッグ250mgインタビューフォーム 2020年11月改訂(改訂第17版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 2.禁忌内容とその理由
【更新年月】
2023年2月