電子添文には、禁忌に関する以下の記載があります。
[ネオフィリン錠100mg・原末共通]
2.禁忌(次の患者には投与しないこと)(引用1、2)
2.1 本剤又は他のキサンチン系薬剤に対し重篤な副作用の既往歴のある患者
2.2 12時間以内にアデノシン(アデノスキャン)を使用する患者
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)(引用3、4)
【関連情報】
インタビューフォームには、禁忌に関する以下の記載があります。
■禁忌内容とその理由(引用5)
(解説)
キサンチン系薬剤には、テオフィリン系薬剤(テオフィリン、アミノフィリン水和物)の他、カフェイン水和物、テオブロミン、ジプロフィリン、プロキシフィリンが含まれる。これらの薬剤の投与により、過去に重篤な副作用の既往歴がある患者では、再投与により再び過敏症を起こす可能性がある。
また、添加物として含まれているエチレンジアミンに対する過敏症の報告もある。
【引用】
1)ネオフィリン錠100mg電子添文 2023年10月改訂(第1版) 2.禁忌
2)ネオフィリン原末電子添文 2023年10月改訂(第1版) 2.禁忌
3)ネオフィリン錠100mg電子添文 2023年10月改訂(第1版) 10.相互作用 10.1併用禁忌(併用しないこと)
4)ネオフィリン原末電子添文 2023年10月改訂(第1版) 10.相互作用 10.1併用禁忌(併用しないこと)
5)ネオフィリン錠100mg・原末インタビューフォーム 2023年10月改訂(第11版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 2.禁忌内容とその理由
【更新年月】
2024年10月