睡眠薬の適正使用・休薬ガイドラインの消失半減期による分類では、「超短時間作用型」に分類されています。(引用1)
【関連情報】
睡眠薬の適正使用・休薬ガイドラインには以下の記載があります。(引用1)
消失半減期による分類では、1.超短時間作用型(2~5時間)、2.短時間作用型(6~10時間)、3.中間作用型(20~30時間)、4.長時間作用型(50~100時間)に分類される。消失半減期とは、服用した睡眠薬の血中濃度がピークから半減するまでにかかる時間と定義される。
ルネスタ錠の半減期については、電子添文 16. 体内動態 16.1 血中濃度に以下の記載があります。(引用2、3)
日本人健康成人男性を対象に、本剤1~3mgを1日1回7日間反復経口投与したときの投与後1日目の平均血漿中濃度推移を図に示した。また、初回投与時及び投与後7日目の薬物動態パラメータを表に示した。エスゾピクロンのCmax及びAUC0-lastは投与量の増加に伴い増加した。
ルネスタ錠の用法及び用量は以下の通りです。
通常、成人にはエスゾピクロンとして1回2mgを、高齢者には1回1mgを就寝前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、成人では1回3mg、高齢者では1回2mgを超えないこととする。(引用4)
【引用】
1)睡眠薬の適正使用・休薬ガイドライン(じほう) 2016年 III. 治療 p40 [NEURO-0658]
2)ルネスタ錠1mg・錠2mg・錠3mg電子添文 2022年7月改訂(第1版) 16. 体内動態 16.1 血中濃度
3)社内資料:日本人及び白人の健康成人を対象とした臨床第I相反復投与試験(外国試験) CTD 2.7.6.2[LUN‐0001]
4) ルネスタ錠1mg・錠2mg・錠3mg電子添文 2022年7月改訂(第1版) 6. 用法及び用量
【更新年月】
2022年12月
【図表あり】