電子添文及びインタビューフォームには、妊婦への投与に関する以下の記載があります。(引用1)
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。類薬(A型ボツリヌス毒素製剤)において、妊娠中の患者で胎児の死亡が報告されている。[8.1.8、9.4、15.2.1参照]注
注:文中の番号は電子添文の各項目を示しています。
【関連情報】
(解説)
承認時までに実施された国内外の臨床試験において、妊婦及び産婦を対象とした試験は実施されておらず、本剤の安全性が確立していないことから、本項を設定した。妊婦及び産婦等への投与は治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。なお、類薬(A型ボツリヌス毒素製剤)において、妊娠中の患者で胎児の死亡が報告されている。(引用2)
【引用】
1)ナーブロック筋注2500単位電子添文 2021年2月改訂(第1版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.5妊婦
2)ナーブロック筋注2500単位インタビューフォーム 2021年2月改訂(第6版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 6.特定の背景を有する患者に関する注意 (5)妊婦
【更新年月】
2022年9月