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  • No : 673
  • 公開日時 : 2018/07/18 00:00
  • 更新日時 : 2022/12/04 16:32
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【ナーブロック】 高齢者への投与に関する注意事項について教えてください。

【ナーブロック】 
 
高齢者への投与に関する注意事項について教えてください。
 
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回答

電子添文及びインタビューフォームには、高齢者への投与に関する以下の記載があります。(引用1)
 
少量(承認用量の下限)から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に高齢者では筋肉量の減少及び生理機能の低下等が認められる。また、使用成績調査及び外国の臨床試験において、高齢者では口渇・口内乾燥、嚥下障害が多く認められている。
 
【関連情報】
(解説)
一般に高齢者では筋肉量の減少及び生理機能の低下等が認められること、及び本剤による過剰な薬理作用及びその随伴症状が発現しやすくなると考えられることから、本項を設定した。また、外国の臨床試験(外国351試験)において、高齢者では口渇・口内乾燥、嚥下障害の発現が多いことが知られていることから、高齢者に投与する場合は少量(承認用量の下限)から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重な投与が必要である。再審査期間中に国内で実施した使用成績調査において、嚥下障害及び口内乾燥・口渇の年齢別の発現状況を検討した結果、「65歳以上」で有意に発現割合が高かった。(引用2)
 

【引用】
1)ナーブロック筋注2500単位電子添文 2021年2月改訂(第1版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.8高齢者
2)ナーブロック筋注2500単位インタビューフォーム 2021年2月改訂(第6版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 6.特定の背景を有する患者に関する注意 (8)高齢者
 
【更新年月】
2022年9月

 

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