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  • No : 17943
  • 公開日時 : 2022/11/10 09:52
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【ストロカイン】 「適用上の注意」に「長期連用投与は避けること」と記載がありますが、投与期間はどのくらいですか?

【ストロカイン】 
 
「適用上の注意」に「長期連用投与は避けること」と記載がありますが、投与期間はどのくらいですか?
 
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回答

本剤は局麻作用により消化器疾患に伴う自覚症状を緩解するものであり、漫然と長期投与すべきではありません。(引用1)
電子添文に記載している胃炎、消化性潰瘍に対する二重盲検試験(ストロカイン群105例、プラセボ群109例)の臨床成績では、1回2錠、1日3回(1日6錠まで)を原則として1週間投与しています。(引用2)
総合判定では、胃炎はプラセボ群に比し、有意(P<0.05)※1に優れ、消化性潰瘍は有意差が認められなかった(P=0.0635)※1
なお、1週間の観察では副作用は認められなかった。
※1 統計学的検討は、χ2検定、Fischerの直接確立計算法による
 
ご参考として、電子添文記載の二重盲検試験以外の報告では、以下の投与方法や投与期間でした。
・胃炎に対するEN006(オキセサゼイン製剤)の臨床成績(引用3)
急性胃炎および慢性胃炎の急性増悪期161例を対象に、1回5mg(1錠)を1日3回、服用間隔は4時間以上として投与。
投与期間は原則として連続2日間で最長は7日間。
副作用は2例(1.2%)で、その内容は便秘、めまいと既知の副作用であった。
 
保険に関しては、地区の審査機関にご確認いただくことをお勧めします。

ストロカイン錠の効能・効果、用法・用量は以下の通りです。
■効能・効果
下記疾患に伴う疼痛・酸症状・?気・悪心・嘔吐・胃部不快感・便意逼迫
食道炎、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、過敏性大腸症(イリタブルコロン)
 
■用法・用量
通常成人1日3~8錠(オキセサゼインとして1日15~40mg)を 3~4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
 

【引用】
1)ストロカイン5mg インタビューフォーム 2021年7月改訂(改訂第10版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 14.適用上の注意 (1)投与時
2)白壁彦夫、他:臨牀と研究 52(10),p3065-3074 (1975) [SR-0001]
3)栗原 毅、他:診療と新薬32(9),p1601-1608 (1995) [SR-0037] (本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された。)
 
【作成年月】
2022年9月
 
 
KW:オキセサゼイン、オキセタカイン、oxethazaine

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