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  • No : 17387
  • 公開日時 : 2022/06/16 16:41
  • 更新日時 : 2024/06/05 13:57
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【ムコフィリン】 基本的な使い方を教えてください。ネブライザー使用時はどのようにすればよいでしょうか?

【ムコフィリン】 
 
基本的な使い方を教えてください。ネブライザー使用時はどのようにすればよいでしょうか?
 
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回答

電子添文の用法及び用量には、「通常、1回1/2包~2包(アセチルシステインナトリウム塩20w/v%液として1~4mL)を単独又は他の薬剤を混じて気管内に直接注入するか、噴霧吸入する。なお、年齢、症状により投与量、投与回数を適宜増減する。」となっています。(引用1)
ネブライザーを用いて吸入する方法が一般的ですが、噴霧吸入できない時には、気管支カテーテル等を用いて気管内に直接注入する方法があります。
 
■ネブライザーにより噴霧する場合
原液あるいは生理食塩液等で2~5倍に希釈した液を、ネブライザーにより噴霧吸入させます。(引用2、3)
 
ネブライザーの種類は、コンプレッサー式(ジェット式)、メッシュ式、超音波式などがありますが、メーカーや機種によって適合の可否が異なります。適合性については、各メーカーにご確認ください。
なお、超音波式、超音波メッシュ式ネブライザーでは霧化しにくいとの情報があります。(引用4)
超音波式、超音波メッシュ式をご使用の場合は、希釈をお勧めします。
生理食塩液で2または5倍希釈した時の噴霧における安定性を検討した結果、回収した噴霧気体中のアセチルシステイン量に低下は認められませんでした。(引用3)
データの詳細については、hhcホットライン(0120-419-497)までお問い合わせください。
 
取扱い上の注意として、電子添文には次の記載があります。(引用5)
14.1.1 吸入時
水洗した噴霧装置に本剤を入れると、わずかに着色することがあるが、安全性及び薬効には影響を及ぼさない。
14.1.2 吸入後
噴霧装置に使われている鉄、銅、ゴムは、長時間薬液に接触することを避け、必ず使用後直ちに、水洗すること。使用後、そのまま放置すると残渣がこまかい孔口をふさいだり、金属部分を腐蝕することがある。
 

【引用】
1)ムコフィリン吸入液20%電子添文 2023年4月改訂(第2版) 6.用法及び用量
2)鈴木淳一ほか:日本耳鼻咽喉科学会会報 82巻, 10号, 1290-1302 (1979)[MF-0248]
3)ムコフィリン吸入液20%のネブライザーによる噴霧時の安定性(社内資料2023年1月登録)
4)オムロン社公式サイト ネブライザーねっと 使用可能な薬剤一覧
store.healthcare.omron.co.jp/nebulizer-net/medicine/index.html (最終閲覧日:2023年6月7日)
5)ムコフィリン吸入液20%電子添文 2023年4月改訂(第2版) 14.適用上の注意 14.1薬剤交付時の注意
 
【更新年月】
2024年5月

 

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