インタビューフォームには、薬物動態に関する以下の記載があります。
■臨床試験で確認された血中濃度(引用1)
健康成人男性12名に本薬トコフェロール酢酸エステル200mg注)(トコフェロール酢酸エステル100mg含有ソフトカプセルを2カプセル)を食後単回経口投与後、血漿中のα?トコフェロール濃度を測定した。
血漿中α?トコフェロールは投与後19.2±7.1hrで最高血漿中濃度(Cmax=1412.0±98.7μg/dL)を示した。
この時の血漿中α?トコフェロール増加量は、419.5±67.6μg/dLであった。その後血漿中α?トコフェロール濃度は緩徐に減少した。(引用2)
注)200mg単回投与は承認外用量である。承認された用法及び用量は以下のとおり。
通常、成人にはトコフェロール酢酸エステルとして1回50~100mgを、1日2~3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
【引用】
1)ユベラ錠50mgインタビューフォーム 2024年4月改訂(第11版) VII.薬物動態に関する項目 1.血中濃度の推移
2)美濃 真ら:現代医療. 1988;20:3353-3359 [E-1363](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された。)
【更新年月】
2024年10月