【サイレース・注射】
投与時や調製時などで、注意することはありますか?
(1)急速に静脈内に注射した場合、あるいは細い静脈内に注射した場合には血栓性静脈炎を起こすおそれがあるので、なるべく太い静脈を選んで投与してください。
(2)動脈内に注射した場合には、末梢の壊死を起こすおそれがあるので動脈内には絶対に注射しなでください。
(3)筋肉内に注射した場合には、局所障害を起こすおそれがあるので筋肉内には注射しないでください。
(4)静脈内注射時に血管痛がみられることがあります。
(5)本品はワンポイントカットアンプルであるが、アンプルのカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。
(6)希釈調製後は速やかに使用してください。
(7)他の注射剤と配合した場合は、経時的に変化することがあるので注意してください。
(8)アルカリ性薬剤との配合には注意してください(黄変化を起こすことがあります)。
【引用】
・サイレース静注2mg 添付文書 2016年3月改訂(第9版) 【使用上の注意】 9.適用上の注意
・サイレース静注2mg 添付文書 2016年3月改訂(第9版) 【取扱い上の注意】
【関連情報】
特にありません。
【作成年月】
2018年1月