電子添文には、薬物動態に関する以下の記載があります。(引用1)
16.薬物動態
16.1 血中濃度
16..1.1 単回投与
健康成人男子にケイツーN静注10mgをメナテトレノンとして10mg(4名)・30mg(8名)・50注)mg(4名)単回静脈内投与後の血漿中メナテトレノン濃度はほぼ投与量公比に比例して上昇した。10mgを投与した時、投与開始後6分の平均血漿中濃度は2.76μg/mLであり、以後直線的に減少し、2時間後には、0.57μg/mLの値を示した。血漿中濃度の消失は2相性を示し、その平均消失半減期はα相が0.71時間、β相が17.52時間であった。この時の投与後48時間までのAUC値は3.90μg・hr/mLであった。
注)本剤の承認最大用量は、成人20mg、新生児2mg、クマリン系殺鼠剤中毒時に起こる低プロトロンビン血症時40mgである。
【引用】
1)ケイツーN静注10mg電子添文2023年5月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.1血中濃度 16.1.1 単回投与
【更新年月】
2024年8月
【図表あり】