インタビューフォームには、製品の治療学的特性として以下の記載があります。(引用1)
■製品の治療学的特性
ビタミンKは、生体内でトランス型ビタミンK2(メナテトレノン)に変換され、肝臓でビタミンK依存性凝固因子の生合成を促進することにより止血作用を示す。ビタミンK2が生体内に十分あれば、出血に際し、病態に応じ速やかに血液凝固系を活性化する。逆に不足すると、生体止血機構に破綻が生じ、出血を起こしやすくなる。
ケイツーカプセルは、生体内でそのままの形で働くオールトランス型のメナテトレノンを成人用経口剤として開発したものであり、ビタミンK1製剤よりも速やかな止血機構賦活作用を有する。
【引用】
1)ケイツーカプセル5mgインタビューフォーム 2023年3月改訂(第7版) I.概要に関する項目 2.製品の治療学的特性
【更新年月】
2024年5月